米国留学
鴎外の時代はドイツへ留学し、知見を高めていたが、昨今は米国のようだ。
IMRTによる治療の第一人者の溝脇尚志さん、小線源療法の第一人者の斉藤史郎さんの経歴に関連して共通するものがあることに気付いた。 放射線の強度を変えた照射で、副作用が大きく減少 X線の最先端技術・IMRTの成果によると、溝脇さんはメモリアル・スローン・ケタリング・がんセンターに客員研究員、前立腺がん 小線源療法のリーダーによると斉藤さんは研究員として留学している。
家庭画報／編『がん-命を託せる名医』世界文化社に前立腺がんの名医として溝脇尚志さんが採りあげられていて、P.160に足跡として以下のように記述されている。
IMRTの実績・研究で世界最高峰の当センターを志願し、IMRTを1年半研究。医学物理学教室の日本人留学生は後にも先にも一人。
留学に関して他の大学の例を提示する。
藤田保健衛生大学病院の星長清隆さんは米国ヴァージニア医科大学、白木良一さんは米国ミズーリ州セントルイス、ワシントン大学にそれぞれ留学している。
米国で得られる情報、研究のやり方、手技等、いろいろ目的はあったかと思うが、現代も医学の領域において外国へいくということがメリットあるのでしょう。
2014/09/08