俳句

2010年11月より俳句(もどき)を作り始め、tweetし、ネット上にも既に200句以上掲載してきた。特に病の日常はテーマとしてこなかったが、生検前後は初めての入院を経験したこともあり、少し感傷的になっていて特異な句なので、ここにまとめてみた。

10月2日に治療計画CTを受けた。その帰り、日常より離されているという感懐より線の句を作った。

小線源治療の論文小線源治療の論文その2で紹介した論文の略称を使い、作成した。それは、外照射を選び、J-POPSには興味ないことの宣言ではあるが、サイトには関係する情報が満ちている。

命には余りなど無し夏嵐
 
天井に呪詛の文浮かび生を知る
 
水墨の流れゆるやかに破れ戸へ
 
ベッドの上深く息吸い見る未来
 
柔らかな風の気配に歩む我
 
無線山桜の下を探索する
 
初桜傷つけられた前立腺
 
日常に見えぬ線ひく秋の暮
 
閉じた秋忘れてしまう健やかな日
 
JPOPS聞かぬふりして船の旅