治療の副作用
放射線治療の治療終了の終わりに「今日からスーザン・ソンタグのいう「健康な人々の王国」に復帰だ」と書いた。一等いいのはこのサイトを閉じることだろうが、9月の下旬、オープンにして以来、2か月で閉鎖はさすがにもったいないので、広い意味の「がん」に関連することを永井荷風の『断腸亭日乗』の言葉、「日乗」のカテゴリーで書き続けよう。
ホルモン治療で太るという話をきき、少し食べる量を気をつけていたところ、外照射が始まると、食欲がなくなり、57Kgあった体重が54Kを切ってしまった。（入社時の体重に近づいた）ダイエットには外照射ときどってみても仕方がないので、少し多く食べるようにして、やっと、55Kに戻した。ま、コレステロール値の安定のためにはこのぐらいがいいと思うので、この値をキープしようと思う。ちなみに身長は164cm。
もうひとつ、外照射の作用として、アレルギー性の鼻炎がおさまったことだ。朝起きると、必ず鼻水をティッシュでかむ日常だったが、おさまり、快適だった。副作用として、こういったことはきいたことがないが、この調子だと、来年の花粉症も治まるのではないかと思っていたが、今朝、また鼻炎復活。これは私にとっての日常、健康な生活に戻ることだと複雑な気分。
ホルモン治療を開始して、なんとなく、イライラするのがおさまってきた。極些細なことにも苛立ってきた毎日がどこへいったのかと思っていた。ところが、ホルモン治療が終わったころから、以前のようにイラツクようになった。これも元に戻る一歩だろう。
2014/11/24