音楽の嗜好の復活
音楽に関しては、従来、演歌とオペラ以外はなんでもきくといっていたように特にジャンルこだわりがあったわけではない。中で現代音楽の志向が強い音楽に関しては現代音楽とその周辺にまとめて書いた。
がんが確定して、ホルモン治療を開始してからは狭い意味の現代音楽、また、騒々しいアヴァンギャルドな音楽をうけつけなくなった。ひたすらクラッシク音楽、特にGlenn Gould、Jacqueline du Preなどをきいていた。ジャズでいえば、Miles Davisの'Round About Midnightなど、スタンダードなものをきいていた。一言でいえば、うるさいのはイヤという状況だった。
ところが、放射線治療も2/3終わったころ、Thurston Moore のSensitiveを聴くとノイズが実に心地よく、ノイズの中に陽の光をみ、蹲ってはいられないと思った。というわけで、放射線治療終了後、1週間たって、BoredomsのSuper Areをよろこんできいている。
2014/11/29