高リスクに対する小線源治療
外照射、小線源治療ランダム化比較試験で外照射と小線源治療の比較試験の結果を紹介した。また、IMRTと小線源の比較で、Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerにおける比較を紹介した。今回、比較の観点ではなく、高リスクに対する小線源治療のPSA非再発率に絞り、概要紹介する。
1466人の限局性前立腺がん患者が対象であり、高リスク715人に対しては外照射治療が併用された。
5年PSA非再発率
80%
もうひとつは、Shilkrut M, et al. The addition of low-dose-rate brachytherapy and androgen-deprivation therapy decreases biochemical failure and prostate cancer death compared with dose-escalated external-beam radiation therapy for high-risk prostate cancer. Cancer. 2013 Feb 1;119(3):681-90. 、full textである。
1995年から2010年の高リスクの患者958人が対象である。448人が小線源に加え、45 Gyの骨盤照射が行われた。
8年PSA非再発率
87%
2015/06/22