Toshio Ohashi氏の論文
慶應義塾大学病院の大橋先生の小線源治療の論文、Combined brachytherapy and external beam radiotherapy without adjuvant androgen deprivation therapy for high-risk prostate cancerの概要を紹介する。
2003 から 2009 年 までに東京医療センターまたは国立病院機構 埼玉病院で治療を受けた206人の患者が対象
101人(49.0%) が neoadjuvant androgen deprivation therapy (ADT) 実施
adjuvant ADT 実施者は無し
5年PSA非再発率
・高リスク 84.8%
トリモダリティを実施しなくても良好な結果である。
比較として東京医療センターのデータを以下に示す。
治療成績と再発時の治療
n=97
5年PSA非再発率
・高リスク 86.5%
9年PSA非再発率
・高リスク 76.7%
高リスクの因子が2つ以上の場合はPSA非再発率は若干よくない。
因子別の図
（2015年 12月09日 患者が治療を受けた病院を追記）
2015/02/18