池田氏の論文
京都大学の池田格氏の論文、Long-term outcomes of dynamic conformal arc irradiation combined with neoadjuvant hormonal therapy in Japanese patients with T1c-T2N0M0 prostate cancer: case series study.、full textの概要を紹介する。
Dynamic Conformal Arc Irradiation が具体的にどのような外照射を行う放射線装置なのか仔細は分からないが、2003～2007年に治療された T1c-T2N0M0 の150人の患者が対象の論文だ。放射線療法の前に実施されるホルモン療法、ネオアジュバンド療法は実施したが、放射線療法の後に行うホルモン療法、アジュバンド療法は実施していない。
5年PSA非再発率は83.3% (95%信頼区間 = 77.1-89.6%)である。
full text の Figure 2. によるリスク毎の5年PSA非再発率は次のとおり
・低リスク 96.2%
・中間リスク 84.2%
・高リスク 71.1%
（2015年1月5日(月)21時37分28秒に掲示板に投稿後削除したものに加筆修正）
2015/05/07