ABSのタスクグループの報告 その2

ABSのタスクグループの報告で論文、Brachytherapy. 2017 Jan - Feb;16(1):1-12について言及した。もう少しfull textをみてみた。対象の論文は以下のように書かれている。

manuscripts were restricted to those that reported at least 8-year followup on clinical high-risk patients.
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原稿は、臨床的に高リスクの患者に対して少なくとも8年間のフォローアップを報告した患者に限定されていた。

Table 1 について小線源に関して論文へのリンクが明確なもの、PSA非再発の定義が以下のものに限定して表を作成してみた。
< PSA
Nadir + 2

表
No 発表年 筆頭著者 治療法 患者数 ADT % 非再発率
1 2014 Marshall LDR+EBRT+ADT 421 100% 12年　64%
2 2013 Shilkrut LDR+EBRT+ADT 448 76% 8年　87%
3 2009 Stock LDR+EBRT+ADT 181 100% 8年　73%

2は高リスクに対する小線源治療で紹介したものである。治療法比較2の表中、21で示したMerrick氏の論文ではPSA非再発を "PSA < or = 0.40 " と定義している。PSA非再発の定義が異なっているものを比較して意味があるのかどうか、今となっては分からない。

2017/09/14