HDRと手術_埼玉医科大学国際医療センター
検索し、American Urological Association - AUAのAUA2017 Annual Meetingで発表されたものが掲載されている THE JOURNAL of UROLOGY のApril 2017 Volume 197, Issue 4, Supplement, Pages e38–e39に至る。筆頭著者は埼玉医科大学国際医療センター 泌尿器腫瘍科の鈴木賢次郎氏である。
高リスクに対してHDRと手術を実施した治療結果をPSA非再発率、全生存率で比較したものである。
2007年〜2012年のHDRは192人、手術は167人が対象である。HDRのグループはネオアジュバントホルモン治療実施後、39 Gray の外照射、18 Gray のHDR を実施した。
5年PSA非再発率
HDR 79%
手術 51%
7年PSA非再発率
HDR 76%
手術 41%
5年全生存率
HDR 98%
手術 96%
7年全生存率
HDR 91%
手術 96%
全生存率では有意差なしだが、PSA非再発率ではHDRのほうが手術より優位に高かった。
2017/06/03