清水氏の論文__京都府立医科大学の寡分割照射
京都府立医科大学の清水大介氏を筆頭著者とするAnticancer Res. 2017 Oct;37(10):5829-5835.を読んだ。
2007年6月から2009年7月までで 画像誘導IMRT、image-guided intensity-modulated radiotherapy (IG-IMRT) で治療されたステージT1-T3 の138人の連続した患者が対象である。追跡期間の中央値は79ヶ月だった。1回照射線量は2.2 Gy であり、33-34回照射（計72.6-74.8 Gy）を行った。放射線治療装置はトモセラピーである。
5年PSA非再発率
低リスク 95%
中間リスク 92%
高リスク 77%
私が受けたと同じ放射線治療装置で線量は少し少ない（私は1回線量 2.5 Gy）が、寡分割照射で中間リスクについてそれなりの治療成績となったのは心強いと思った。
2018/01/05