"Choose life. Choose a job. Choose a career. Choose a family. Choose a fucking big television. Choose washing machines, cars, compact disc players and electrical tin openers...choose DIY and wondering who the fuck you are on a Sunday morning..........
Choose a future. Choose life... But why would I want to do a thing like that?"

監督 ダニー・ボイルによる英映画であり、渋谷のシネマライズで上映15周目に突入した。
underworldの曲に誘われて、久しぶりに映画館に足を運んだ。
原作はアーヴィン・ウェルシュの半自伝的小説であり、ロンドンでのヘロインに溺れた生活をベースとしている。
物語は小悪漢4人組の青春の物語であり、drugとともにある生活から、主人公のレントンは仲間を裏切ることにより、市民生活に復帰する。といっても、実際、注射の場面は目をそむけざるをえなかったし、レントンの両親に対する甘えに少し辟易した。
暴力とSexとdrugを人工的に着色された美しい画面にスピード感あふれ、展開していた。
underworldの曲は2つ使われていた。レントンがクスリの禁断症状による幻覚の場面に
dark and long
ヘロインの転売での金を一人占めし、逃げ去る場面に
born slippy
が効果的に使用されていた。
絶望せず、クスリからの脱却するプログラム実行中にレントンは塀の上を易々と歩いていく。 CDプレーヤを買う市民生活にその終わらない日常のやるせないことを知りつつ復帰する決意を語るレントンの言葉に感動した。もちろん私自身、向こうの世界へは片足も踏み込んでいないが、中途半端であった青春時代を少しく悔やみつつ、映画館を出た。