Goodbye 20th Centuryを新宿タワーレコードで購入した際、Sonic YouthのコーナにはたくさんのCDが置かれていた。そのうち、買おうと思っていた。過日、その中で比較的安めの"DIRTY"を購入し、帰宅後、さっそく聴いた。"Sugar Kane"以外、そんなにいいと思わず、そのまま放置していた。
WinNXでSonic Youthで検索し、"Swimsuit Issue"をgetした。結構よかったので、はいっているアルバム名を探したところ、"DIRTY"だった。
改めて、今夜CDをSonic Youth - All Lyricsで歌詞を確認しながら、聴く。一等きにいった"Shoot"、ノイズとともに始まり、ベースの陰鬱なラインが続く。Kim Gordonの低いつぶやくような声がリフレーンする。
can I have some money?そうして
pray babyというところは、実におぞましく、すべては、過誤であったという気になる。 "Orange Rolls, Angel's Spit"、"lalalalalalalalalaaaaaah"の美しいメロディをはさみ、Kimはシャウトする。ギターのノイズが心地よい。また、"Drunken Butterfly"も"I love you, I love you, I love you, what's your name?"の繰り返しが狂おしい。
one two three
shoot, shoot, shoot, shoot
BIGFIELDさんが音楽 -S-でこのアルバムを紹介している。
ニルヴァーナの成功で名を上げたブッチ・ヴィグをプロデューサーに迎え、自分達の蒔いた種におとしまえをつけるのが如くグランジ寄りに仕立て上げられた作品多分、昨今、ノイズに対する免疫がでてきて、Sonic Youthを享受できるようになったと思われる。