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俳句29
俳句29
俳句は定形の制約を逆手に取ること。
前線に驟雨来たりて凍る空
春暁や開いた花の数知らず
目の前に希望という名のリンドウ
水面の木残像揺らぐ遥かな時
春の雨渋めの恋に憧れて
人生は最高だよとデヴィッド言い
フェ
ー
ン吹く血豆気づかず疾く歩く
ネ
ー
ブルに癒えた病を包みこむ
花冷えにドアは開かず淡い悔い
ランドセル紫色に希望あり
