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水の中の森
1997年12月29日
年末、片付けをしながら、橋本一子の「水の中の森」（Tokuma Japan : TKCB-71122）を聴く。橋本一子を最初にみたのはテレビでのYMOのツアーのキーボード奏者としてだった。矢野顕子のかわりの出演とのことだった。
その、一見無表情な演奏スタイルに魅せられ、ピット・インでの演奏を聴いたり、LPを購入したりした。持っているLPは「COLORED MUSIC」と「ichiko」だ。
過日、genzo-さんのNotes(Ichiko Hashimoto)のページをみつけ、「水の中の森」をみて、写真もよかったので、久しぶりに橋本一子のCDを購入した。アルバムは清澄なソロ・ピアノの演奏が続く。"Michelle"の澄んだヴォーカルも魅力的だが、なんといっても、カザルスの「鳥の歌」に呼応した「鳥の想い」がいい。いくぶん、単調な音が続くあと、高い音のメロディ ラインがすばらしく、彼女のリリシズムを感じる。
久しぶりに「D.M.」（POLYDOR：HOOP20360）を聴く。従来、主として「FROZEN ECSTASY」のシンセの中のクラスタ奏法のようなピアノの音色を愛好していが、他の曲の軽さの良さを再認識した。
なお、このCDの共演者をよくみると、私のJavaの先生、大津真さん、ユニークなサイトを開設しているMa*Toさんが参加している。
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