A Wreath of Rainで書いたように、年あけて、やっとamazon.co.jpに注文し、Alex Clineの"A Wreath of Rain"を購入し、今日、改めて、じっくりと聴く。
ライナー・ノートを読むと、Alex Clineが影響を受けた作者に捧げられて２枚目のアルバムということだ。ドン・チェリーから始まるこのアルバム、やはり、一番いいのは"A Wreath of Rain"だが、２曲目の曲"Evening Bell"もいい。"to the memory of Toru Tekemitsu"と書かれている。正徹の歌が日本語と英語で歌われる。聴き慣れた武満サウンドを彷彿とはさせるが、Clineの芯のあるリズムが鐘の音を日本の音からは遠ざけている。
夕暮れは近く、啓示は遠い。